【実録】優待投資の光と影、そして進化――夫婦で築く最適化された資産戦略

こんにちは、いんべすた@です。

凡人サラリーマンだった僕が、どん底のFX失敗から立ち直り、株主優待をきっかけに投資家として生まれ変わった実体験をリアルに綴っています。

目次

■ 優待投資のはじまり――ワクワクの連続だった日々

スターバックスの株主優待をきっかけに、「優待投資家」としての一歩を踏み出した当時。
株を買えば何かが届く。まるで大人版おもちゃ箱のような感覚で、毎日のポストチェックが楽しみでした。

投資雑誌「ZAI」を片手に、利回りの高い銘柄を探し回る日々。
新しいブランドが上陸すると聞けば、「これは将来化けるかも!」と現地に足を運んでチェックしてましたね(笑)。

優待で日用品をまかない、浮いた分をさらに投資へ――。
このサイクルが回るのが本当に気持ちよかったんです。

■ 見えてきた“影”――優待に踊らされる日々

しかし、5~6年続けていくと、少しずつ「違和感」が積もってきました。
特に目立ってきたのが、「優待期限」に振り回される生活

「あの優待、今月末までだった!」と慌てて遠出したり、必要のないモノを消費するためにお金を使う…。

あれ? これって節約でも投資でもなく、「優待を消化するための浪費」じゃないか?

そして、気づけば保有銘柄が100銘柄超え。情報収集や管理は追いつかず、気がついたときには「優待が廃止されていた」なんてことも。

完全に本末転倒。
ここでようやく目が覚め、「優待投資」のやり方を見直す決断をしました。

■ 投資スタイルの進化――“生活に溶け込む優待”へ

振り返ると、これが大きな転機でした。

  1. 本当に使う優待に厳選
    優待の「嬉しい」より「実用性」を重視。日々の暮らしで確実に消化できるものだけに絞りました。
  2. 普段から使っている店に集中
    スーパー・ドラッグストア・外食など、生活コストを下げられる企業を中心に。
  3. 金券系は慎重に
    金券優待は廃止されやすいと学んだため、基本的に新規ではスルー。
  4. 特別な日に使える優待はOK
    誕生日や記念日など、「思い出」となる優待は生活の彩りとして活用。

さらに、大きな改革がもう一つ――優待の管理を「妻に完全委任」したんです。

これが大正解。優待センスも、消費のバランス感覚も、正直、僕より妻のほうが上でした😅。

今では私が投資全体の戦略設計を、妻が優待管理と選定を担当する“最適夫婦連携スタイル”が完成。
優待は無理なく消化でき、生活にもピタッとフィットするようになりました。

■ 株主優待の未来と、これから投資を始める方へ

最近では、株主優待は縮小傾向。国際的な企業ガバナンスの観点から見れば、合理的ではないという判断もあります。

僕たちも現在は、優待銘柄を厳選しつつ「高配当ETF」中心に移行しています。
FIRE後の安定収入には、やはり現金が入ってくる仕組み=配当金が強いからです。

とはいえ、これから投資を始める方には、優待投資は「入口」としてとても良いと感じています。

  • 優待が届くワクワクで「投資って楽しい!」を体感できる
  • 実際に得することで「節約マインド」が育つ
  • 使えるお金の意味、資産の使い道を考えるきっかけになる

僕自身、優待投資がなければ「投資そのものが好きになる」ことはなかったと思います。
投資の第一歩として、試してみる価値は十分あると感じています。

■ まとめ:投資は「自分たちの暮らしに合った形」へ

投資にはいろいろなスタイルがありますが、大切なのは「自分の生活にフィットするかどうか」
いんべすた@家では、夫婦で役割を分担しながら、生活に根ざした投資スタイルを進化させてきました。

次回は、現在力を入れている高配当ETF投資とFIREに向けた具体的な戦略について、深掘りしていきます。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
「投資=お金だけの話」ではありません。
自分や家族の人生そのものを最適化していく、豊かさのデザインだと僕は思っています。

ではまた、次の記事でお会いしましょう。

いんべすた@

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