投稿日: 2025年9月21日|著者: いんべすた@
プロローグ:一つの失敗が命取りだった時代
サラリーマン時代、僕は常にピリピリしていました。
「一度の失敗が命取りになる」
そう信じていたからです。
僕にとって成功とは「出世」。その頂点は「社長になること」でした。
出世できれば幸せになれる。そう信じて疑いませんでした。
けれど現実は違いました。出世しても不安は消えない。
常に「他人にどう思われているか」を気にし、自由とは程遠い毎日。
その生き方は、楽しくないどころか、息苦しさばかりが増していったのです。
転機となった失敗
ある営業所を任されたとき、僕は大きな失敗をしました。
「もう出世は難しい」
そう悟った瞬間、会社に依存していた人生の土台が崩れ落ちました。
当時の僕には選択肢がありませんでした。
出世がすべて。だから失敗=人生の終わり。
投げやりになり、無気力に過ごす日々もありました。
けれど、その絶望の中でふと自分に問いかけたのです。
「なぜ社長になりたかったのか?」
答えはシンプルでした。
「幸せになりたかったから」。
普通を追いかけた消費生活
当時の僕は「普通=幸せ」だと信じていました。
みんなが憧れる暮らしを手に入れることが正解だと思っていたのです。
薄型テレビが出始めた頃、1インチ1万円もする65インチを購入しました。
アパートには大きすぎて通り道がふさがれるほど。笑
さらに高級ソファーも買い、部屋は「憧れの普通」で埋め尽くされました。
けれど、どれだけものを増やしてもお金は貯まらない。
幸せどころか、不安ばかりが増していったのです。
結局、僕は「他人に羨ましがられること=成功」と勘違いし、
他人軸で生きていただけでした。
本当の転機:モノを手放した日
人生を大きく変えたのは、ある日ソファーとテレビを捨てたことでした。
当時はミニマリストが流行っており、周囲からは「普通じゃない」と言われました。
でも僕にとっては大きな転機でした。
ソファーとテレビは時間を奪う存在。
それを手放したことで「やらなくてはならないこと」に集中できるようになったのです。
今振り返れば、これが「人生の攻略の始まり」でした。
目標を強くイメージした結果、RAS(網様体賦活系)が働き、
必要な情報や人脈が自然と目に飛び込んでくるようになったのです。
読者への問いかけ:あなたの選択肢は?
ここで、あなたに問いかけたいことがあります。
- 会社に依存していませんか?
- 「ものを持つこと」で幸せを測っていませんか?
- 選択肢が1つしかない状態で生きていませんか?
僕は失敗を通して学びました。
「幸せは出世や他人の評価ではなく、自分で選べる選択肢の数にある」と。
お金と選択肢の関係
選択肢を増やすには、ある程度のお金が必要です。
だからこそ僕は「社長になれば幸せになれる」と思い込んでいたのでしょう。
けれど、実際に必要なのは「地位」ではなく「仕組み」でした。
労働だけに依存せず、資産から収入を得る仕組みをつくること。
不要な支出を減らし、財布の穴を塞ぐこと。
それこそが、自由と幸せを手にするための第一歩だったのです。
エピローグ:人生は攻略できる
僕にとって「失敗=終わり」ではありませんでした。
むしろ「失敗=選択肢を広げるきっかけ」でした。
サラリーマン時代は一つの選択肢しかなかった僕が、
今ではFIREを達成し、自分の人生を「自分で選ぶ」ことができています。
だからこそ、この記事を読んでいるあなたに伝えたい。
人生はゲームのように攻略できると。
出世や他人の評価ではなく、あなたが本当に望む未来を選ぶことができるのです。
今日から少しずつ、選択肢を増やす行動をしてみませんか?
それが、あなたの人生を大きく変える第一歩になるはずです。
この記事を書いた人:いんべすた@|FIRE達成者・投資家ブロガー
▶ 無意識を味方にする人生攻略法を日々発信中。
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