【2026年展望】現金比率21%の警鐘。ビットコインとイーサリアムの「構造」を分解し、投資の正解を再定義する

こんにちは、いんべすた@です。😊

2026年1月20日。窓の外は冬の冷たい空気が張り詰めていますが、私の手元の端末には少し「熱すぎる」数字が表示されています。
そう、私の総資産額が、またしても過去最高を更新しました。

「おめでとう!」と言いたくなる場面かもしれません。
しかし、これを読んでいるあなたも、もしかしたら私と同じような「奇妙な居心地の悪さ」を感じているのではないでしょうか?

数字は増えているのに、スーパーで買う卵の値段は下がらない。
株もクリプトもゴールドも、チャートを見れば断崖絶壁のような右肩上がり。
「今から買うのは、高値掴みになるのではないか?」
「いつか梯子を外されて、すべてが泡と消えるのではないか?」

その不安、痛いほどわかります。
それはあなたの脳の防衛本能、「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」が正常に働いている証拠です。
脳は急激な変化を嫌います。たとえそれが「資産増」というポジティブな変化であっても、未知の領域に対しては「恐怖」というブレーキを踏ませようとするのです。

ですが、私たちは投資家です。
感情という脳のフィルター(RAS)を外し、冷徹な「構造」で世界を見なければなりません。

今回は、私のポートフォリオの「無国籍資産(コモディティ+暗号資産)」であるゴールド、ビットコイン、そしてイーサリアムの3つに焦点を当て、2026年の展望と具体的な戦略を徹底解説します。

結論から言うと、2026年のシナリオはこうです。
「王道(ゴールド)の守り、覇者(BTC)の憂鬱、そしてインフラ(ETH)の逆襲」

私が一度全財産を失い、泥水をすすって手に入れた「負けない投資哲学」。
そのレンズを通して、この狂乱の市場を読み解いていきましょう。

目次

ゴールド(Gold):1g=3万円時代への「構造的」シナリオ

連日ニュースを賑わせているゴールド。
国際価格は一時 1トロイオンス4,639ドル、国内小売価格は 1グラム2万4,825円 という、数年前には想像もできなかった水準に達しています。

「さすがにバブルではないか?」
そう感じるのが普通です。しかし、供給サイドの構造を紐解くと、この上昇はバブルではなく「必然の帰結」であることが見えてきます。

「埋蔵量」の罠と6年のタイムラグ

私は昔、「金はあと20年で枯渇する」という話を鵜呑みにしていました。
しかし、投資を学び直して気づいたのは、これは物理的な限界ではなく「経済的な限界」だということです。

価格が上がれば、今まで採算が合わずに放置されていた鉱山も「宝の山」に変わります。理論上の埋蔵量は増えるのです。
ならば、供給が増えて価格は下がるはずですよね?

ここに、市場が見落としがちな「6年のラグ」が存在します。
金価格が上がってから、実際に探査を行い、鉱山を開発し、精錬して市場に出るまでには、平均して6年以上の歳月がかかります。
つまり、今の価格高騰に対して、蛇口をひねるように供給を増やすことは物理的に不可能なのです。

中央銀行という「スマートマネー」の恐怖

さらに、価格を下支えしているのは私たち個人投資家ではありません。
新興国の中央銀行です。

彼らは「ドルの兵器化(経済制裁リスク)」を恐れ、猛烈な勢いで金を買い漁っています。
彼らにとってゴールドは投資商品ではなく、国家存亡をかけた「通貨の希薄化」に対する最強のシェルターなのです。価格不問で買ってくる彼らの動きは、当面止まらないでしょう。

ゴールドマン・サックスなどの金融機関は、2026年に向けて 1オンス5,000ドル を視野に入れています。
これに円安(1ドル160-165円)が継続すれば、国内価格は 1グラム2万8,000円〜3万円 も現実味を帯びてきます。

結論:
ゴールドは「値上がり益」を狙うものではありません。
あなたの持っている「日本円」という氷が溶けていくのを防ぐための「保険」として、ポートフォリオの5-10%を死守してください。

ビットコイン(BTC):なぜ上がらない? 囁かれる「死のスパイラル」の正体

一方で、S&P500が最高値を更新する中、ビットコインの動きが鈍いことに違和感を覚えている人も多いでしょう。
2025年末の利下げやQT(量的引き締め)終了といったマクロ環境は追い風のはず。それなのに、なぜ?

実は今、市場の深層で不穏な噂が囁かれています。
それが、マイクロストラテジー(MSTR)社を取り巻く「死のスパイラル(Death Spiral)」への懸念です。

レバレッジの代償と構造的リスク

MSTR社は、借金(転換社債など)を活用して大量のビットコインを保有しています。
彼らの株価(時価総額)が保有ビットコインの価値を上回っている状態(NAV倍率1倍以上)なら、株を発行して資金調達ができます。これは「錬金術」のように見えました。

しかし、もし株価が暴落し、NAV倍率が1倍を割るとどうなるか?
彼らは現金を作るために、担保である「ビットコインを売らざるを得ない」状況に追い込まれる可能性があります。

  1. MSTR株が下落する
  2. 資金調達が困難になり、BTCを売却する
  3. BTC価格が下落し、さらにMSTR株が下落する

これこそが「死のスパイラル」です。
かつて私がFXで強制ロスカットを食らった時と同じ構造です。レバレッジ(借金)は、順回転している時は神風ですが、逆回転し始めた瞬間に「死神」へと変わります。

それでも「買い場」を探る理由

JPモルガンなどがネガティブなレポートを出しているのは、この構造的リスクを突いているからです。
しかし、私はここで「逆張り思考」を発動させます。

悲観は「燃料」です。
全員が強気なら、価格はすでに天井です。
この「死のスパイラル」のリスクが過剰に意識され、市場が恐怖している時こそ、長期的な視点では「歪み(バーゲン)」が生まれている可能性があります。

私は、S&P500を先行指標として監視しつつ、この「恐怖」が構造的な崩壊につながらない限り、ビットコインは長期的にはまだ割安だと判断しています。

イーサリアム(ETH):2026年はETHの年になる?「金融OS」としての覚醒

ビットコインが「デジタルゴールド」として守りの資産になりつつある一方で、2026年の攻めの主役はイーサリアム(ETH)になる可能性があります。

スタンダードチャータード銀行のレポートでは、2026年末までに以下の予測が出ています。

  • ビットコイン:15万ドル
  • イーサリアム:7,500ドル

ここで重要なのは価格そのものではなく、「ETH/BTC比率」が上昇する(ETHがBTCをアウトパフォームする)と予測されている点です。

なぜ今、イーサリアムなのか?

理由はシンプルです。イーサリアムが「投機対象」から「社会インフラ」へと脱皮しつつあるからです。

1. 金融のOS化

ステーブルコインやRWA(現実資産のトークン化)市場は、2028年までに2兆ドル規模になると予測されています。
その大半は、イーサリアム(およびその互換チェーン)上で動いています。
USDCやUSDTといった「デジタルのドル」が動くための道路、それがETHです。道路を使うには通行料(ガス代)が必要であり、それがETHの需要を底上げします。

2. 機関投資家の静かな蓄積

ETFへの資金流入が鈍化しているように見える裏で、ビットワイズ社などの賢明な機関投資家は静かにETHを買い集めています。
彼らは「価格」ではなく「利用率」や「開発アクティビティ」という構造を見ています。

かつて私は、イーサリアムを単なるアルトコインの一つと見ていました。
しかし、DeFiやNFTがこれほどまでに普及した今、それはWindowsやiOSのような「変えの効かないOS」になりつつあります。
需要が増えるほど供給が減る(バーン機能)というデフレ構造も、価格上昇の強力なエンジンです。

いんべすた@の投資戦略:現金比率25%の壁と「監督席」の視点

以上の分析を踏まえ、2026年の私の投資アクションプランを提示します。
あくまで「私ならどうするか」です。投資判断は自己責任でお願いしますね。😅

① 現金比率25%への執着

現在、資産膨張により私の現金比率は 21.8% まで低下しており、自らに課した「鉄の掟(25%ルール)」を下回っています。

「すべてが割高」に見える今、無理に現金を投じてビットコインや株を買い増すことはしません。
むしろ、個別株などで含み益が過剰になっているものを少しずつ利益確定し、現金の弾薬を補充します。

なぜか?
それは、「暴落」が来た時に買い向かうための唯一の命綱が現金だからです。
20代の頃、フルインベストメントで暴落を迎え、何もできずに資産が溶けていくのをただ眺めていたあの絶望感。手の震え。冷や汗。
あの地獄を二度と味わわないために、私はキャッシュポジションを死守します。

② 「無国籍資産」のバランス調整

  • ゴールド:売らずにガチホ(長期保有)。地政学リスクと円安への保険。
  • ビットコイン:「死のスパイラル」リスクを警戒しつつホールド。買い増しは「明確な調整(20%以上の下落)」が来た時のみ。
  • イーサリアム:長期的な成長枠として注目。もしリバランスが必要なら、BTCの一部をETHにシフトすることも検討に値します。

③ 人生の監督席から眺める

最も重要なのは、日々の値動きに感情をハックされないことです。

資産最高値更新は嬉しいですが、見方を変えれば「円の価値が下がっているだけ」かもしれません。
数字が増えたからといって、気が大きくなって生活レベルを上げたり、ハイレバレッジな取引に手を出したりするのは愚の骨頂です。

【特典】今日から使える「高値圏」思考チェックリスト

市場が熱狂している時こそ、このリストで冷静さを取り戻してください。

  • □ 資産が増えたのは「自分の実力」だと思い込んでいないか?(→運とインフレのおかげです)
  • □ 今のポートフォリオで、明日「30%の大暴落」が起きても夜眠れるか?
  • □ 「機会損失」を恐れて、生活防衛資金まで投資に回そうとしていないか?
  • □ 投資の目的は「資産を増やすこと」か、それとも「自由な時間を守ること」か?
  • □ 最後の売買判断から、一晩寝て頭を冷やしたか?

まとめ:人生の監督席へ戻ろう

2026年、相場はさらに熱狂するかもしれません。
あるいは、MSTR発のショックで一気に冷え込むかもしれません。

どちらに転んでもいいように、「売りすぎず、買いすぎず」の絶妙なバランスを保つこと。
相場という名の神ゲーを攻略するために必要なのは、予測の的中率ではなく、どんな波が来ても転覆しない「船の設計図(ポートフォリオ)」です。

動かないこともまた、立派な投資行動ですから。
焦らず、人生という長い旅を楽しんでいきましょう。😊

それでは、また。

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