【2026年最新】金は本当に枯渇するのか?私が「埋蔵量」について勘違いしていたことと、「1oz=5,000ドル / 1g=3万円」へのシナリオ

こんにちは、いんべすた@です。😊

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

さて、連日のゴールド(金)最高値更新、みなさんはどう見ていますか?📈

国際価格は一時1トロイオンスあたり4,639ドルを記録し、国内の店頭小売価格もついに1グラムあたり24,825円(2026年1月時点)という驚異的な水準に達しました。

「1グラム買うだけで約2万5,000円…さすがに高すぎて手が出せない…」
「いまさら買うなんて、高値掴みになるんじゃないか?」

そんなふうに足がすくんでいる方も多いのではないでしょうか。

正直に言います。私もかつてはそうでした。
人間の脳は、現状維持(ホメオスタシス)を好むようにできていますから、未体験の価格帯に恐怖を感じるのは、生物として正常な反応なんですよね。😅

ですが、投資家として「人生の監督席」に座るためには、感情ではなく「ファンダメンタルズ(基礎的条件)」と「構造」を直視する必要があります。

今回は、私自身が最近アップデートした「金の埋蔵量に関する大きな勘違い」をシェアしつつ、なぜ今、ゴールドがこれほどまでに買われているのか、そして2026年に向けた展望を深掘りしていきたいと思います。

結論から言うと、教科書的な「あと〇〇年で金はなくなる」という知識は、投資判断において少しズレているかもしれません。

目次

供給サイドの真実:金鉱山はピークを迎えたのか?

まず、供給(サプライ)の側面から見ていきましょう。

「金価格が上がれば、鉱山会社は儲かるから、もっとたくさん掘るだろう」

シンプルに考えればそう思いますよね?
しかし、現実はそう簡単ではないようです。

価格上昇に生産が追いつかない「6年のラグ」

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)などのデータを読み解くと、非常に興味深い事実が見えてきました。

2024年、世界の金生産量は過去最高に近い水準、年間およそ3,645トンに達しました。
しかし、近年の金価格の爆発的な上昇に対して、生産量の伸びはあまりにも「緩やか」です。

実は、金価格が上昇してから、実際の鉱山生産量が増えるまでには「平均して約6年以上のラグ(遅れ)」があると言われています。

  • 新しい鉱脈を見つけるのが年々難しくなっている(探査コストの増大)
  • 環境規制や許可取りに膨大な時間がかかる
  • インフラを整備して実際に掘り出すまでのリードタイムが長い

つまり、今価格が上がったからといって、蛇口をひねるようにすぐに供給を増やすことはできないのです。🚰❌

「あと18年で枯渇する」の罠

ここで、私自身が認識を改めた重要なポイントについてお話しします。

よく、「現在のペースで掘り続けると、金の埋蔵量はあと15〜20年程度で底をつく」という話を聞きませんか?

米国地質調査所(USGS)などのデータでは、採掘可能な埋蔵量は残り約6万4,000トン程度とされ、これを年間3,000トン強のペースで掘れば、単純計算で十数年で枯渇することになります。

私はこれを「物理的な限界」だと思い込んでいました。
しかし、これは「経済的な限界」と捉えるのが正解のようです。

ここには、「埋蔵量(Reserves)」と「資源量(Resources)」という言葉の定義の違いがあります。

  • 埋蔵量(Reserves):現在の価格と技術で、採掘しても利益が出る量。
  • 資源量(Resources):物理的に存在は確認されているが、コスト的に割に合わない、あるいは技術的に採掘困難な量。(推定13万トン以上とも言われます)

ここが重要なのですが、金価格が上昇すると、これまで「ゴミ(採算が取れない)」とされていた岩石が、「宝の山(採掘可能な埋蔵量)」に昇格するのです。✨

例えば、1オンス400ドルの時代には掘る価値がなかった鉱山も、1オンス4,600ドルを超えた今なら、莫大なコストをかけても利益が出ます。
つまり、金価格が上がれば上がるほど、理論上の「埋蔵量」は増える(寿命が延びる)という性質があるのです。

「なんだ、じゃあ金はなくならないのか。希少性が薄れるな」

そう思うのは早計です。✋

先ほどお伝えした通り、実際にそれを掘り出すための開発には10年単位の時間がかかります。
「埋蔵量の定義が増えること」と「すぐに市場に供給されること」はイコールではありません。

短中期的には、「需要の爆発に対して、供給が構造的に追いつかない」という歪みが、価格を下支えする強力な要因になり続けるでしょう。

なぜ今、ゴールドなのか?「5つの戦略」からの視点

私が提唱する資産形成の「5つの柱」の一つに、コモディティ(ゴールド)を入れている理由を改めて整理します。

それは、単なる値上がり益(キャピタルゲイン)狙いではありません。
「通貨価値の希薄化(デベースメント)」への対抗策です。

1. 「現金のゴミ化」と短期的なリバランス戦略

私のポートフォリオでは、基本となる現金比率の目標を25%としています。

「えっ、デベースメント対策ならもっと現金を減らすべきでは?」

そう思われるかもしれません。確かに長期的には、米国の公的債務が35兆ドルを超える中、現金の価値は希薄化していくため、現金比率を落としていくのが正解です。📉

しかし、短期的には相場が最高値を更新し続けている今、無理に買い向かうのではなく、適切なリバランスを行って現金を確保しておくことも重要です。

「長期的には現金をゴミと見なしつつ、短期的には弾薬(現金)を補充する」

この矛盾するような二つの視点を持つことこそが、相場で生き残るコツなのです。

2. 中央銀行という「スマートマネー」の動き

2022年以降、世界の中央銀行(特に中国、ポーランド、インドなど)が、猛烈な勢いで金を買い漁っています。

彼らはなぜ、米国債(ドル)ではなく金を買うのか?

それは「制裁リスク」への恐怖と、「ドルの兵器化」に対する防衛本能です。
ロシアのウクライナ侵攻時に外貨準備が凍結されたのを見て、新興国は悟りました。

「他国の通貨(ドル)は、相手のさじ加減で紙くずになるが、金は誰の負債でもない」

プロ中のプロである中央銀行が「価格不問」で買い集めている事実は、私たち個人投資家にとって強烈なシグナルです。
これを逆張りする必要はありません。素直に「長いもの(大きなトレンド)」には巻かれるべきです。

2026年に向けた展望:1oz=5,000ドル / 1g=3万円 は通過点か?

さて、気になる今後の価格ターゲットですが、複数の金融機関のレポートを見る限り、2026年に向けてさらに強気なシナリオが描かれています。

強気シナリオの根拠と価格目標

  • FRBの利下げサイクル:金利がつかない金にとって、金利低下は相対的な魅力向上に繋がります。
  • ETFへの資金流入再開:これまで金を売っていた欧米の機関投資家やETFが、買いに転じています。これが需給をさらに引き締めます。
  • 円安の継続:私たち日本人にとっては、ドル円相場も重要です。

ゴールドマン・サックスやJPモルガンなどの主要金融機関は、2026年にかけて国際価格で1オンス5,000ドルという数字を視野に入れています。

これを日本円に換算するとどうなるでしょうか?
仮に1ドル160円〜165円程度の円安水準が続いた場合、国内価格は1グラム2万8,000円〜2万9,000円に達するという試算もあります。

さらにストレスケース(危機的状況)で1オンス6,000ドルまで進めば、1グラム3万5,000円という数字さえ、あながち夢物語ではなくなってきています。

もちろん、一直線に上がるわけではありません。
急騰のあとには必ず「調整(利益確定売り)」が入ります。

ですが、20年前の「1オンス400ドル / 1グラム1,500円」の世界には、もう戻らないでしょう。
私たちは、ゴールドの価格発見機能が「新しいステージ(ニューノーマル)」に移行した瞬間を目撃しているのです。🚀

まとめ:人生の監督席に座るためのアクション

今回のリサーチで、私自身「埋蔵量は価格次第で増える」という事実に気づき、認識をアップデートできました。
これこそが、認知科学でいう「RAS(網様体賦活系)」の働きです。重要だと思った情報だけが脳に入ってくるようになります。

最後に、私たち個人投資家がどう動くべきか。

「全財産を金に突っ込む」のはおすすめしません。
それは投資ではなく、祈りになってしまうからです。

しかし、ポートフォリオの5%〜10%程度をゴールド(現物やETF)で持つことは、あなたの資産全体を守る「最強の保険」になります。

「1グラム2万5,000円なんて高すぎる」と嘆くのではなく、
「通貨(円)の価値が下がっているから、相対的に金が上がって見えるだけだ」
と視点をリフレーム(再解釈)してみてください。

株、債券、そしてコモディティ。
これらを適切に組み合わせる「真の分散投資」こそが、どんな相場環境でも生き残る唯一の道です。

一度きりの人生、相場の変動に振り回されるのではなく、どっしりと構えて「人生という神ゲー」を攻略していきましょう!✨

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
いんべすた@でした。

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